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建築タイミング判断シミュレーター▶ YOUTUBE企画対応

「今建てる」 vs 「1/2/3/4/5/10年後」を徹底比較。 オイルショック(1973-74)ウッドショック(2021-22)の実績データと、 ホルムズ海峡緊張など地政学リスクが顕在化した場合の仮想シナリオで、住宅建設コストがどう変動するかを可視化。 建設工事デフレーター(国交省)の長期平均と直近上振れ、待機家賃・金利上昇・物価上昇をすべて反映。職人社長「超インフレ時代に備えよ」のロジック実装。

もしあのショックが再び起きたら──住宅コストはいくらになるのか?

1973年のオイルショックでは、建設工事費デフレーターがたった2年で +82%(1972年 29.1 → 1974年 48.9)。 2021年のウッドショックでは木造住宅工事費が3年で +22%ホルムズ海峡で有事が発生すれば、原油と海上輸送が同時に止まる。その時、いま建築を先延ばししていた家族は何年ぶんのコスト増を背負うのか? ──このシミュレーターは、過去の実データをベースに「もしも」を数字で見せます。

📈 長期平均と直近市況(2026年5月確認) 国交省・住宅金融支援機構・主要銀行公表値

建設工事デフレーター(木造住宅W・60年)
+2.94%/年
1964年度 22.2 → 2024年度 126.5
60年間の上がり方を年率に均すと +2.94%
フラット35 金利(9割以下・21-35年)
2.71%
2025/6 1.89% → 2026/5 2.71%
1年弱で +0.82%上昇
変動金利(主要行最優遇の目安)
0.945%〜
三菱UFJ 0.945% / 住信SBI 0.95% / りそな 0.99%
属性・団信・手数料で差
本ツールの判断軸
長期平均 × 家賃 × 金利
通常は60年の「ならし年率」を採用。直近5年の上振れは比較用として選択可能

※建設デフレーターは国土交通省「建設工事費デフレーター(2015年度基準)」年度次Excel(2026年3月31日付け)の木造住宅Wを使用。2024年度は暫定値です。
※本シミュレーターのデフォルト金利 2.71% は、手元の金利データ(2026年5月1日発表値)に合わせています。

🎬 歴史ショックシナリオを選ぶ 過去の実データ or 仮想シナリオを選んで、「もしも」の建築費を試算

🔬 年次の建設費・金利上昇率(10年分)シナリオを選ぶと自動入力。さらに個別調整可能

国交省 建設工事費デフレーター(木造住宅W)から平均上昇率を算出
単純平均
各年前年比の平均
ならし年率
CAGR。毎年同じ率で上がったと見なす平均
期間累計

用語の読み方

CAGR / ならし年率 シーエージーアール 60年間の増え方を「毎年同じ率で上がった」と仮定して、1年あたり何%かに直した数字です。長期比較や将来シミュレーションでは、この値が一番使いやすいです。
建設工事費デフレーター 国土交通省が公表している、建築工事費の価格水準を指数にしたデータです。数字が高いほど、同じ工事でも費用が高くなっているという意味です。
単純平均 各年の上昇率をそのまま足して年数で割った数字です。年ごとの動きの平均を見るには便利ですが、長期の将来計算には「ならし年率」の方が向いています。
期間累計 最初の年から最後の年までに、合計で何%上がったかです。1964年度から2024年度なら、60年間でどれだけ上がったかを見ます。

建設工事デフレーター(年率%・木造住宅)
金利上昇幅(年率%・フラット35想定)

※1年目 = 来年の上昇率。10年目は11年目以降の年率として使用。

🏠 建築条件 今建てる場合の条件を入力してください

① 資金計画
万円
万円
万円
万円
② 今の金利・補助金・控除
%
万円
万/年
万円
%
③ 家賃・物価・運用
万円
%
ヶ月
%
%
%

※家賃連動率100%=建設費デフレーターと同じ率で家賃も上昇、0%=家賃は固定上昇率のみ。過去実績的に30%程度。

💰 タイミング別 総コスト比較 建物費+土地+諸費用+35年ローン総返済+待機家賃 −補助金 −ローン控除

📊 月々の返済額と金利条件

タイミング 建物費 累積上昇率 土地+諸費用 借入額 適用金利 月返済額 35年総返済 利息総額

🧮 総コスト内訳(単位:万円)

項目 1年後 2年後 3年後 4年後 5年後 10年後

※「物価目減り損」= 自己資金を現金で保有した場合、物価上昇に対して運用利回りが追いつかない分の実質損失。
※「補助金減少」= 今建てれば受けられる補助金が、待機により縮小・打切りになる想定。

📉 建築費&総コストの10年推移 選択中のシナリオにおける年次推移

※左軸は万円/右軸は%。建設工事デフレーターのグレー線で上昇率も同時表示。

🔍 根拠・透明性 どの数字を何の根拠で置いているのか全て開示

1. フラット35・変動金利の最新実績(2024-2026)

2024年3月の日銀マイナス金利解除以降、住宅ローン金利は明確な上昇局面に入っています。本ツールはデフォルト金利 2.49%(2026年4月フラット35実勢) を使用。

年月フラット35
(9割以下・21-35年)
変動金利
(メガバンク平均)
日銀政策金利主要イベント
2024/11.87%0.345%−0.1%マイナス金利継続中
2024/31.82%0.345%0.10%マイナス金利解除
2024/71.84%0.345%0.25%日銀追加利上げ
2024/121.86%0.475%0.25%変動が遅れて反映
2025/21.88%0.625%0.50%日銀追加利上げ
2025/71.89%0.775%0.75%日銀追加利上げ
2025/121.97%0.925%0.75%年末調整
2026/12.08%0.95%0.75%長期金利上昇
2026/22.26%0.98%0.75%機構債利率上昇
2026/32.25%1.00%0.75%変動、15年ぶり1%台
2026/42.49%1.05%0.75%逆ザヤ解消で大幅上昇

出典: 住宅金融支援機構「フラット35金利情報」/SBIアルヒ「フラット35金利推移」/三菱UFJ・みずほ・SMBC・りそな各行公表値/日銀「政策金利推移」
※フラット35は 2024/1 1.87% → 2026/4 2.49% で 2年3ヶ月で +0.62%(年+0.28%ペース)
※変動金利は 2024/1 0.345% → 2026/4 1.05% で 2年3ヶ月で +0.70%(年+0.31%ペース)
※2026年4月、三菱UFJ 0.945% / りそな 0.950% / みずほ 1.025% / 三井住友 1.275%(4行平均 1.049%)。

2. 建設工事デフレーター(歴史データ)

国土交通省「建設工事費デフレーター(2015年度基準)」から、直近〜歴史事例を数値化しました。

年度デフレーター指数前年比時代背景
197229.1-列島改造ブーム直前
197339.1+34.4%第1次オイルショック発生
197448.9+25.1%狂乱物価・CPI +23%
197553.0+8.4%金融引き締め効果
2020100.4+0.5%コロナ禍・基準年近似
2021108.6+8.2%ウッドショック
2022118.4+9.0%ウッドショック継続+ウクライナ
2023122.0+3.0%鎮静化+人件費高止まり
2024126.0+3.3%人件費・輸送費が主要因

出典: 国土交通省「建設工事費デフレーター」/大和ハウス工業土地活用ラボ分析/経産省木材動向レポート

3. オイルショック型シナリオの根拠

1973年10月、第4次中東戦争によるOAPECの原油禁輸措置で、原油価格が4倍に上昇。日本では以下の連鎖反応が発生しました。

// オイルショック期(3年間)の建設工事費デフレーター
1973年: +34.4% (原油ショック直後)
1974年: +25.1% (狂乱物価・CPI +23%)
1975年: +8.4% (金融引き締め・総需要抑制政策)
累計: 1972比 +82% (29.1 → 53.0)

※本シナリオは上記実績値をそのまま適用。4〜10年目はその後の鎮静期の +5〜8% 程度を想定。
※当時の住宅ローン金利は 1973年 8.2% → 1975年 9.4% と約1.2%上昇。本シナリオは年 +0.5% で10年累積 +5% の金融引き締めを想定。

4. ウッドショック型シナリオの根拠

2021年春、米国の住宅需要急増+コロナ禍の供給制約+中国の木材買付で、国内の輸入木材価格が 前年比 +61%(2021年12月・企業物価指数)に急騰。 デフレーター木造住宅は2020→2023で +22%。

// ウッドショック期(3年間)の建設工事費デフレーター(木造住宅)
2021年: +8.2% (木材急騰の初年)
2022年: +9.0% (ウクライナ侵攻も重なる)
2023年: +3.0% (木材ピークアウト)
累計: 2020比 +22% (100.4 → 122.0)

※2024年以降は木材価格が元に戻っても人件費・輸送費の高止まりで +3〜4% が続く想定。
※金融政策は「異次元緩和維持」で金利はほぼ動かず(年 +0.1% 程度)。

5. ホルムズ海峡緊張型シナリオの仮説根拠

ホルムズ海峡は世界の 原油海上輸送の約20%・LNGの約25% が通過する「世界最重要の海上チョークポイント」。 日本の原油輸入の 約8割 がこの海峡を経由しているため、有事(封鎖・機雷・タンカー攻撃)が起きれば、日本経済は即座に直撃を受けます。

本シナリオは「原油スポット価格 +60〜80%/海上輸送リスクプレミアム上乗せ」の中規模ショックを想定し、 オイルショック(規模100)の約半分+ウッドショックの要素を組み合わせた仮説値です。

// ホルムズ海峡緊張(仮説)による建設工事費デフレーター予想
1年目: +10% (原油スポット急騰、輸送コスト2倍)
2年目: +12% (インフレ本格化、資材2次ラウンド)
3年目: +8% (金融引き締めで鎮静化始まる)
4年目: +5%
5年目: +4%
6〜10年目: +3% (高止まり)
10年累計: +62%

※金融引き締めで金利は年 +0.25% ペース、10年で +2.5% 上昇を想定。
※これは「最悪シナリオ」ではなく「中程度の緊張継続」想定。封鎖継続+戦争拡大ならオイルショック型に近づきます。

6. 計算式の開示
// 建物費の時系列
buildCost[0] = buildingNow
buildCost[y] = buildCost[y-1] × (1 + 年次デフレーター[y] / 100)

// 金利
rate[y] = rate[y-1] + 年次金利上昇幅[y]

// 借入額(頭金差引後)
principal[y] = buildCost[y] + landCost[y] + otherCost[y] − ownFunds

// 月返済額(元利均等・n年ローン)
monthly[y] = principal × i × (1+i)^(12n) / ((1+i)^(12n) − 1)
    where i = rate / 100 / 12

// 待機中の家賃累積(家賃連動率R=%も反映)
rent[y] = Σ(y=0→delay-1) {
  月家賃 × (1 + 家賃上昇率 × (100−R)/100 + デフレーター[y] × R/100)^y × 12
  + 更新料(2年ごと)
}

// 自己資金の物価目減り損
realLoss = ownFunds × ((1+CPI)/(1+運用利回り))^delay − 1)

// 総コスト
totalCost = ownFunds + 35年総返済 + 待機家賃 + 物価目減り損 − 補助金 − ローン控除
7. 仮説の限界と免責

過去は未来を保証しない: オイルショック型が再現する確率は現時点では低いです。本シミュレーションは「最悪ケースを想定しておく」のが目的。
補助金制度は政治次第で急変: 東京ゼロエミ・子育てグリーンは単年度予算。翌年度に縮小/廃止も。本ツールは年15%縮小を標準想定。
金利は日銀政策次第: 2026年4月時点で政策金利 0.75%、フラット35 2.49%、変動約1.0%の「金利ある世界」。インフレ再燃や円安加速で利上げペースが加速するリスクあり。
建築費は地域・仕様で差: 同じデフレーターでも地方と都市で実額は異なります。本ツールはデフォルトで全国平均値。
平松建築仕様の場合: 長寿命化により「建て直しサイクル」が長いため、単純比較では見えない優位性があります。別途「鑑定モード」参照。

平松社長からひと言

参考動画:「超インフレ時代に備えよ!これから家を買う人が知るべき現実」「金利1%上昇で家が変わる!年収別・住宅ローン安全ライン公開」「工務店社長が教えます!トータルコストで得するのは持ち家?賃貸?」

※本ツールは概算です。実際の建築費・金利・補助金は市場動向と地域によって変動します。
※建設工事デフレーターは国土交通省「建設工事費デフレーター(2015年度基準)」の公表値に基づきます。
※金利は住宅金融支援機構「フラット35」実績+日銀政策金利見通しを参考に設定。